文化財を未来に継承するために、できることを
「吉備文化財修復所」の名前の通り、
私たちの主たる業務は文化財を修理・修復することです。
しかし、文化財を未来へ、次の世代へと継承していくために
できることは修理だけではありません。
より適切な修理を行うために古典彫刻の技法を研究を行うこと。
研究や修理によって明らかになった成果を広く発信すること。
確かな技術を持った修理技術者を育成すること…。
そのすべてが、文化財を未来に継承するために、大切なことなのです。


古典彫刻修復
最も多くご依頼をいただく業務です。
修理対象となる文化財の経てきた歴史、造形上の特徴や素材を深く理解し、文化財それぞれにとって最適な方法と材料を選択して行われます。
古典彫刻技法研究
文化財を修理する中で得られた知見をもとに、彫刻技法の研究を行っています。古い時代の彫刻技法を理解することは、修理技術者にとって非常に重要な仕事です。得られた研究成果は様々な形で発表し、他の技術者と情報を共有することを重視しています。
制作
修理するだけでなく、ご要望に応じた制作も実施します。
一部が欠損した文化財の部材をゼロから制作する際にも、文化財とその
背景にある文化への理解と敬意が欠かせません。
調査研究・育成 ほか
文化財保存のため調査・研究、学会等での研究成果発表や修理報告書
等の出版、ご要望に応じた講座・講演等での社会教育活動、インター
ンシップや研修生の受け入れによる修理技術者の育成、修理資金調達
活動など、文化財の保存・継承のために必要と思われる活動を積極的
に行っています。

